鬼押出し園/群馬県嬬恋村【ウォーキング】浅間山の噴火で流れ出た溶岩の奇岩群の中を歩いて浅間山観音堂に参拝

鬼押出し園

鬼押出し園とは

鬼押出し園(おにおしだしえん)は、群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原(ぐんまけんあがつまぐんつまごいむらかんばら)にある公園だ。

1783年におきた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩でできた奇勝を巡回できる。

浅間山と鬼押出し園 | 鬼押出し園浅間山には“鬼”が住んでいることになっている。しかも、その鬼の行状が噴火に係わっているとみられることから、おそらく、押出しの奇異な現象を目にした里人によって、自然発生的に名付けられたものであろう。
この爆発の溶岩の規模は山頂火口から北方へ約5.5km、幅は800m~2kmとされ、その面積は6.8平方キロ、容積は0.2立方キロに達すると言われている。

浅間山と鬼押出し園 | 鬼押出し園 から引用

世界三大奇勝の一つとされ、2016年に認定された浅間山北麓ジオパークの中にある。

世界三大奇勝は、アメリカのロッキー山脈、イタリアのチロル地方の土柱、そして徳島県の『阿波の土柱』だと聞いていたのだが(笑)

about2 | 浅間山北麓ジオパーク火山活動が造った大地とその上で暮らす動植物、そしてそれらと共生し活用して暮らす人々の歴史と文化。現在でも過去の痕跡を観察し、体験することができる場所がここにはたくさんあります。 浅間山の過去、そして現在の人々の暮らしは密接に繋がっています。多くの方に浅間山周辺地域の歴史や文化、おいしい食べものや水・美しい景色など、たくさんの『なぜ?』に出会い、見て、感じて楽しめるジオパークを目指し、2016年9月9日に日本ジオパークに認定されました。群馬県の嬬恋村・長野原町の2自治体では、地域住民と連携しながら『日本ジオパーク』としてより一層の活動をおこなっています。

about2 | 浅間山北麓ジオパーク から引用

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駐車場

2021年10月4日、この日は北軽井沢アタゴオルでランチを済ませた。

北軽井沢アタゴオル/群馬県嬬恋村【ランチ】高原の瀟洒なフレンチレストラン
北軽井沢アタゴオルは、群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原にあるレストランだ。浅間ハイランドパークの中にあり、駐車場はとても広い。俺はハッシュドビーフ、ツレは牛ホホ肉のビーフシチュー。200円で食後のコーヒーも頼んだ。なかなかおいしかったです。車で先に進んだ。

そこから車で、鬼押出し園にやってきた。
そこから車で 鬼押出し園にやってきた

合計距離: 17127 m
最高点の標高: 1415 m
最低点の標高: 1027 m
累積標高(上り): 547 m
累積標高(下り): -319 m
総所要時間: 01:15:44
Download file: 20211004_滝から.gpx

駐車場はとても広い。駐車場はとても広い

入場

陸橋に上がり、入り口に向かう。陸橋に上がり 入り口に向かう

案内看板でルートを確認すると、30分、40分、60分の3コースがあるようだ。案内看板でルートを確認すると 30分 40分 60分の3コースがあるようだ

思ったより広そうだ。

上田市から日光市に続く道は「日本ロマンチック街道」として、ドイツのロマンチック街道と姉妹街道になっている。
上田市から日光市に続く道は 日本ロマンチック街道 として ドイツのロマンチック街道と姉妹街道になっている

日本ロマンチック街道日本ロマンチック街道とは、日本において最もドイツ的景観を持つ街道として、
長野県上田市より群馬県草津町、沼田市を経て栃木県日光市を結ぶ
全長約320kmの街道です。
日本ロマン詩人達が多くの作品を残した
日本で最もロマンあふれる街道としても知られています。
1988年11月25日、日本ロマンチック街道協会とドイツロマンチック街道協会は
姉妹街道として締結され、文化的交流を図りながら100年先の未来に向けて
価値ある街道づくりを目指しています。

日本ロマンチック街道 から引用

入場料は650円。入場料は650円

インターネット割引で50円引きになってラッキー。インターネット割引で50円引きになってラッキー

園内には浅間山噴火の犠牲者を弔う目的で1958年に勧請された、東京上野の寛永寺の別院である浅間山観音堂が設置されている。園内には浅間山噴火の犠牲者を弔う目的で1958年に勧請された 東京上野の寛永寺の別院である浅間山観音堂が設置されている

浅間山登山で登った外輪山の黒斑山(くろふやま)も見えている。浅間山登山で登った外輪山の黒斑山 くろふやま も見えている

浅間山 ⇒ 外輪山から雄大な山容を堪能する(日本百名山24座目)
浅間山とは 浅間山(あさまやま)は、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある火山だ。 標高は2,568m。 ...

園内

鬼押出し園にやってきた。鬼押出し園にやってきた

今回はせっかくなので表参道から60分コースを歩くことにした。今回はせっかくなので表参道から60分コースを歩くことにした

浅間嶽観音堂惣門には、ジョンレノンの写真が飾ってあった。

ジョンレノンとオノヨーコが来てるみたいよ

鬼押出し溶岩の説明看板。鬼押出し溶岩の説明看板

水盤舎を通過。

浅間山観音堂

朱塗りの橋が、なかなかイイ感じ。朱塗りの橋が なかなかイイ感じ

浅間山観音堂の由緒書き。浅間山観音堂の由緒書き

浅間山噴火の犠牲者を弔う目的で1958年に勧請された。

浅間山観音堂について | 浅間山観音堂 公式ホームページ世界三大奇勝の一つに数えられる「浅間山鬼押出し」の中央に鎮座する、東叡山寛永寺別院浅間山観音堂は、浅間山噴火罹災者への慰霊と自然への畏敬をもって、その平穏を祈願する道場です。
江戸時代の天明3(1783)年、浅間山が大噴火を起こし、多くの方が犠牲になりました。その際に最大の被害を受けたのが鎌原村だったのです。鎌原村には当時寛永寺の末寺として、浅間山明神の別当寺である延命寺という寺がありましたが、このお寺も噴火により埋没してしまいました。そのため、噴火罹災者の救済を時の寬永寺住職である「輪王寺宮(りんのうじのみや)」公延法親王が命じたと言われています。
こうしたことをご縁として、昭和33(1958)年5月に上信越高原国立公園内に位置する「鬼押出し園内」に、寛永寺より聖観世音(しょうかんぜおん)菩薩を迎え、浅間山観音堂が創建されました。以来、あらゆる自然災害罹災者の慰霊と被災地の復興を祈願し続け今日に至ります。

浅間山観音堂について | 浅間山観音堂 公式ホームページ から引用

橋を渡る。橋を渡る

本堂。本堂

本尊は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)本尊は観世音菩薩 かんぜおんぼさつ

葵のご紋だ。

遊歩道

この日は紅葉が見頃を迎えていた。この日は紅葉が見頃を迎えていた

奇岩が立ち並ぶ遊歩道はきれいに舗装されており、歩きやすい。奇岩が立ち並ぶ遊歩道はきれいに舗装されており 歩きやすい

浅間山をバックにした浅間山観音堂。
浅間山をバックにした浅間山観音堂

ヒカリゴケが生えていた。
ヒカリゴケが生えていた

光っているのがよく分かる。光っているのがよく分かる

売店では鬼の置物を売っていた。売店では鬼の置物を売っていた

向こうに見える四阿山に登ったことを自慢するツレ(苦笑)向こうに見える四阿山に登ったことを自慢するツレ 苦笑

四阿山/群馬県嬬恋村【日本百名山42座目】眩しいほどの紅葉の中、北アルプスから浅間山まで絶景が広がる
四阿山は群馬県吾妻郡嬬恋村田代にある日本百名山で標高2,354m。嬬恋パルキャビンを使って、お手軽に山頂に到着。紅葉の中、浅間山から北アルプスまで素晴らしい絶景が広がる。山頂でコーヒーを淹れ10月3日の『登山の日』を満喫した。

浅間山の山頂に見えているのは千トン岩というらしい。浅間山の山頂に見えているのは千トン岩というらしい

車で先に進んだ。

瀬戸の滝/群馬県嬬恋村【滝】〜珊瑚寺/群馬県前橋市【寺院】までドライブ
瀬戸の滝は群馬県吾妻郡嬬恋村三原にある滝で、高さ60m。国道144号線沿いにあり駐車場もあるので、気軽に立ち寄ることができる。そこから群馬県前橋市富士見町石井の石井山山光院珊瑚寺へ。807年に開基され、本尊は阿弥陀如来。珊瑚寺七不思議という見どころがある。