高知城歴史博物館 ⇒ 迫力の建物に山内家の家宝が展示される

高知城歴史博物館

高知城歴史博物館とは

高知城歴史博物館は(こうちじょうれきしはくぶつかん)は、高知県高知市にある博物館だ。

高知城の追手門の正面に位置し、まだ新しいものの観光地として人気がある。


この場所は以前は造幣局があったのだが、それが取り壊されてこの建物が建てられた。

非常に個性的な建物で、外観を見るだけでも楽しい。

建築関係の賞もいくつか受賞している。


かき𠮷でランチ

この日は自宅を車で出発し、オーテピアの駐車場に車を停めた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/kochi-walking/9491/

オーテピアを出て、柳町(やなぎまち)を歩く。

高知のキャットストリートという感じの通りだ。

この通りも、随分とお店が入れ替わった。

久しぶりに通るので、浦島太郎状態だ。

キョロキョロ見渡しながら歩いて行くと、かき𠮷(かきよし)に到着だ。

ここは、カキ料理専門店として古くからある店だ。

以前は庭付きの大きな店だったのだが、ビルに改築したために店は大幅に狭くなってしまった。

あわせて、酢がきがメニューからなくなってしまった。

ここは広島産のカキを使っているので、鮮度の問題があったのだと推察される。

以前出されていた頃は、かき𠮷に来ると必ず酢がきを頼んでいた。

それでも、あたった記憶は一度もない。

しかし昨今の食にまつわる状況からすると、それもいたしかたないのかも知れない。

俺はカキフライ定食を頼んだ。

ツレはカキめし。

このカキめしが、独特の味わいでおいしい。

一般的なカキ釜飯をイメージしていると、面食らうこと間違いなした。


はっきり言うと、「高知で釜めしといえばこれなの」だ(笑)

15年ぶりに来たが、変わらぬ味に大満足。

随分久しぶりに食べて、懐かしかった。

食べていると、店内でバッタリと知り合いに会う。

この界隈を歩くと高確率にこうなるので、ついつい話が尽きず、思わず長居してしまった。

高知城歴史博物館

食後、高知城歴史博物館に向かう。

商店街側から、入館する。

エントランスはこんな感じ。

内部は木の香りがしてきそうだ。

正面玄関に出てみた。

ここから高知城の天守閣と追手門が一望できる。

ちなみに天守閣と追手門が一緒に入ったアングルで写真が撮れるのは、日本唯一。

高知城だけだ。

見上げると、巨大すぎてiPhoneの画角には収まらない。

そこで、向かい側にある藤並公園(ふじなみこうえん)から撮ってみた。

展示物

鏡川沿いに、山内神社(やまうちじんじゃ)が鎮座している。

山内神社は、その名の通り江戸時代に掛川から高知城主として入国した山内一豊を祀った神社だ。

この境内の山内家宝物資料館に、山内家の家宝が展示されていた。

しかし老朽化のため、その展示物をここ高知城歴史博物館に持ってきたという経緯がある。


このため、高知城歴史博物館の展示物の多くは、山内家に関するものだ。

まあ高知城自体が山内家が建てたものだから、異論はない。

山内家宝物資料館の時代に展示物は何度か見ている。

このため、今回は展示の見学はしなかった。

いろいろ企画展も開催されているようなので、いずれ機会があれば展示も見てみることにしよう。

感想

建設当時はその莫大な建築費が物議を醸し、さらに耐震ダンパーの偽装疑惑に巻き込まれるなど散々な建物だが、できあがってみると迫力満点だ。

内装もかなり凝ったものらしいので、機会があれば入ってみたい。