武市瑞山とは
武市瑞山(たけちずいざん)は幕末の志士で、土佐勤王党(とさきんのうとう)を作ったことで知られる。
武市 瑞山(たけち ずいざん)は、幕末の志士、土佐藩郷士。土佐勤王党の盟主。通称は半平太で、武市 半平太(たけち はんぺいた)と呼称されることも多い。幼名は鹿衛。諱は小楯(こたて)。号は瑞山または茗澗。変名は柳川左門。後に柳川左門と変名した際は雅号を吹山とした。
土佐藩郷士・武市正恒(白札格[1]、51石)の長男。母は大井氏の娘。妻は土佐藩郷士・島村源次郎の長女・富子。子女はなし。板垣退助とは親戚、坂本龍馬とは遠縁にあたる[2]。
優れた剣術家であり、黒船来航以降の時勢の動揺を受けて攘夷と挙藩勤王を掲げる土佐勤王党を結成。参政・吉田東洋を暗殺して藩論を尊王攘夷に転換させることに成功した。京都と江戸での国事周旋によって一時は藩論を主導し、京洛における尊皇攘夷運動の中心的役割を担ったが、八月十八日の政変により政局が一変すると前藩主・山内容堂によって投獄される。1年8か月20日の獄中闘争を経て切腹を命じられ、土佐勤王党は壊滅した。
武市瑞山 – Wikipedia から引用
その銅像が、高知県須崎市浦ノ内須ノ浦(こうちけんすさきしうらのうちすのうら)にある須ノ浦くろしお展望公園(すのうらくろしおてんぼうこうえん)に建っている。
ここに車を停め、鳴無神社(おとなしじんじゃ)までウォーキングすることにした。
駐車場
この日は2021年1月31日、自宅を車で出発し、須崎市の喫茶店でランチ。
食事を終え、車で須ノ浦くろしお展望公園にやってきた。
駐車場はとても広い。
この日は日曜日なので、いつもは誰もいない駐車場にも車が何台か停まっていた。
武市半平太銅像
ここに、武市半平太(たけちはんぺいた)の銅像が建っている。
当初の銅像は顔が大きすぎて不評だったため、作り直した曰く付きの銅像だ。
武市瑞山の銅像は昭和54年(1979)12月、募金活動によって当地に建立された。しかし、初代銅像は極端に張ったあごやいかり肩など、肖像画にも似ていないと不評であり、昭和60年(1985)に再建活動に入ったというエピソードがある。設置場所は初代と同じで、高さは約3メートル。制作者は原寛山(はらかんざん)。新たに完成した銅像は、無事人々の支持を得た。初代銅像は新しい銅像の一部に使われ、初代銅像が持っていた刀は高知市仁井田の武市半平太旧宅近くの瑞山神社に展示されている。瑞山の銅像裏には、「土佐勤王党血盟者と同志人名」を刻んだ石版がある。
武市瑞山銅像 – 高知市公式ホームページ から引用
作り替える前の銅像の刀が、武市半平太生家の上に鎮座する瑞山神社に展示されている。
横浪スカイライン
駐車場から横浪スカイラインを歩いて行く。
この道は眺めはいいのだが、歩道がないので歩いていると少し怖い。
インバウンドを意識して、標識もインターナショナル。
土佐龍(とさりゅう)という木工所の前を通過。
原材料の四万十ひのきはひのきの中でも特に油成分を多く含み、抗菌作用の強いことから天然の強い抗菌成分が雑菌やカビなどの発生を抑え、黒ずみを防ぎ、使用後の水切れがとても早く、いつまでも清潔です。
又、魚や肉などの臭いがまな板に移るのも防ぎます。
製品にでてくる脂(ヤニ)は雑菌の繁殖を抑える抗菌力が強く、マナ板などの製品に
ピッタリの材質です。
その先に、ジビエ浦ノ内という建物が出来ていた。
2020年4月に発足したばかりのようだ。
「獣害対策で狩猟された後、自家消費されずに廃棄されるイノシシ。それをなんとか活用できないか」
浦ノ内の猟友会メンバーはずっと思っていました。
そこで有志で協力して猪肉解体施設を立ち上げ、イノシシジビエを販売する事業を興しました。
こうして2020年4月発足したのが『ジビエ浦ノ内企業組合』です。企業組合が捕獲されたイノシシの持込料を支払うことにより、
狩猟者は自治体からの報奨金に上乗せした収入が得られる形になります。
これにより狩猟者のモチベーションアップ、および若手の参入推進を目指します。
農業・漁業イメージがある須崎市で、新たに『イノシシジビエ』をブランド化し、
浦ノ内のさらなる活性化につなげます。飲食店の少ない浦ノ内に、猪肉を取り扱うジビエレストランを作ることも企業組合の夢の一つです。
ジビエ浦ノ内企業組合 から引用
浮橋(うきはし)まで歩いてきた。
海賊料理の店で、とうとう閉店してしまったことがニュースになっていた。
その横で潮干狩りしていた。
鳴無神社
鳴無神社の鳥居が見えてきた。
手前に鎮座する竃荒神社(かまどこうじんじゃ)に参拝する。
鳴無神社の赤い大鳥居をくぐる。
社殿は国の重要文化財に指定されている。
海に続く参道が特徴的で「土佐の宮島」と呼ばれている神社だ。
帰路
参拝を終え、歩き始める。
海沿いにアップダウンしながら進む。
横浪スカイラインまで戻ってきた。
最高点の標高: 145 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 394 m
累積標高(下り): -396 m
総所要時間: 02:29:51