小木港とは
小木港(おぎこう)は、新潟県佐渡市小木町(にいがたけんさどしおぎまち)の港だ。
観光船が発着している。
小木港は佐渡島の南端に位置し、江戸時代には佐渡金山の金銀輸送により繁栄し、寛文10年(1672)豪商河村瑞賢によって、西回り航路の寄港地となるなど、入港船舶の増加により発展してきました。
その後、昭和49年に重要港湾の指定を受け、昭和60年には旅客ターミナルが完成、平成5年には、カーフェリーの大型化に対応したふ頭が供用するなど、佐渡の南の玄関口として整備が進められました。
一方、平成10年に小木港に合併した羽茂地区(旧羽茂港)は、明治時代から味噌産業が発展し、地場産業を支える港湾として活況を呈してきました。
平成27年4月には、北陸新幹線開業にあわせ、小木直江津航路に高速カーフェリー「あかね」が就航し、航路が結ばれている直江津港背後の高速道路、北陸新幹線の利用による観光客の増加が期待されています。さらにクルーズ船やヨットの寄港、たらい舟の利用など、観光拠点港として発展が期待されています。
また、羽茂地区はセメントなどを取り扱う、佐渡南西部の物流港としての役割を担っています。
小木港 – 新潟県ホームページ から引用
駐車場
2021年7月3日、この日は宿根木(しゅくねぎ)の観光をした。

そこから車で、小木港にやってきた。
駐車場はとても広い。
無料gpxファイルのダウンロードはこちら /wp-content/uploads/gpx/20210703_佐渡市移動5.gpx観光船切符売り場
観光船の乗り場に向かう。
いくつかコースがあるので、今回は一番長いコースをチョイスした。
沢崎灯台まで往復するコースだ。
この港には、他にもたらい舟に乗るコースもある。
乗船
モーターボートが戻ってきた。
係員はたらい舟の格好だ。
いよいよ出港だ。
今回は、2人で貸し切り。
思ったより速い。
わぁ〜爽快だぁ〜
遊歩道が通っているのが見える。
矢島・経島
洞窟がある。
矢島・経島(やじま・きょうじま)に到着。
二つの島を赤い太鼓橋がつないでいる、景色の美しい観光地だ。
穏やかな入り江に浮かぶ二つの島。矢島は良質の矢竹の産地で、『平家物語』で源頼政がヌエ退治に使った矢も矢島産と言われています。経島は日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が嵐にあい漂着。読経して一夜を明かしたことから命名されました。二つの島を赤い太鼓橋がつなぐ美しい景色の中で、たらい舟の乗船体験ができます。
柏崎まで恋人に会いにたらい舟を漕いでいった「お光の碑」が建っている。
むかしむかし佐渡国に漁師の娘でお弁という娘がいた。お弁は佐渡からちょうど向かいの越後国柏崎から来た、船大工の藤吉と恋に落ちた。藤吉が仕事で佐渡に来るたびにお弁と藤吉は会っていた。しかし、佐渡での仕事が終わり藤吉は佐渡へ来なくなってしまった。お弁は考えた末、夜に漁で使うタライ舟に乗って柏崎まで通う事にした。藤吉も最初は喜んだが、毎晩タライ舟に乗って自分の所へ来るお弁をだんだん恐ろしく感じてきた。おまけに藤吉は妻子がいてお弁とは不倫だった。これ以上は来て欲しくないと思った藤吉は、ある日お弁がタライ舟に乗って柏崎に向かう時間を狙って、お弁が目印にしている柏崎の岬にある常夜灯(灯台)を消してしまった。目印を失ったお弁はそれから海を漂いとうとう波にのまれた。それから朝になってお弁の亡骸が柏崎の浜に打ち上げられた。お弁を死なせてしまった藤吉は深く後悔して、藤吉も後を追って海に身を投げて命を絶った。[要
佐渡情話 – Wikipedia から引用
たらい舟に観光客が乗っている。
入江なのに海の色は真っ青。
左八文字
虫谷の澗(むしやのま)という入江に入っていく。
虫谷の澗の入口にある風蝕洞で、
漢字の八の字を逆に書いたように
見えるところからこう呼ばれ、
弘法大師の筆跡と伝え
られる奇岩です。
観光船コース から引用
水の色がきれいだ。
左八文字といい、弘法大師の筆跡と伝えられる漢字の八の字を逆に書いたような奇岩。
琴浦洞窟
『佐渡版青の洞窟』と呼ばれている琴浦洞窟。
佐渡最南端にある琴浦洞窟群は様々な形を見せてくれます。その中でも「竜王洞」は島内最大の海底溶岩の侵食により出来た溶岩洞窟で天気の良い日にはイタリアの青の洞窟同様に青く光ることから『佐渡版青の洞窟』と呼ばれています。
洞窟の入り口は二箇所あり海側へはシーカヤックやたらい舟、モーターボートなどで中へ入ることができます。美しい佐渡の海の中でも特に風光明媚な場所として人気です。
泳いでここに入る人がいるそうだ。
かなり奥まで船を入れてくれた。
ここの前に観光した宿根木の沖を通過した。

海鳥の糞で白くなった岩壁。
この高い岩壁の上まで波が来るそうだ。
30mもあるのに・・・
沢崎灯台
沢崎灯台が見えてきた。
遠くに神子岩(みこいわ)が見える。
小木半島の南側、小木町城山から沢崎の神子岩(みこいわ)に至る延長約7kmに及ぶ海岸である。
この海岸線一帯は地震や噴火により繰り返された隆起・沈降の変化の跡を残して複雑な地形を形成しており、玄武岩からなる黒褐色の岩肌と常緑樹林の配合は美しい調和を見せ、独特の景観をもたらしている。
また、学術上貴重な資料も豊富にあり、ピクライト玄武岩質の神子岩を始めとして、数々の海蝕洞や波蝕痕・風蝕痕・奇岩などが海岸線の各所に点在し、巨大な枕状熔岩の集合体も見られる。
港に帰ってきた。
乗船口に到着。
無事に下船した。
ツレはやはりお土産屋に吸い込まれていく(苦笑)