塚地峠とは
塚地峠(つかじとうげ)は、塚地坂を上ったところにある。
全長およそ1.6km、標高およそ200mの遍路道で、2016年秋、国の史跡に指定された。
高知県の道で、史跡に指定されたのは、塚地坂がはじめて。
「鰹の夜売りの道」として、鰹を担ぎ、漁港から市街値へ越えた道としても知られる。
頂上からは土佐湾や、弘法大師が唯一認めた航路を一望することができる。
道中には、岩を削ったユニークな仏(磨崖仏)が点在するので、要Check!
![](https://i0.wp.com/niyodogawa.org/wp-content/uploads/2018/04/tsukaji.jpg?resize=100%2C100&ssl=1)
塚地休憩所
この日は焼肉なかごしでランチを済ませた。
![](https://i0.wp.com/niyodogawa.org/wp-content/uploads/2020/04/IMG_0247x2.jpg?resize=100%2C100&ssl=1)
そこから車で塚地休憩所(つかじきゅうけいしょ)にやってきた。
この日は2020年3月29日の日曜日と言うこともあるのか、思いのほか停まっている車が多い。
遍路道と言うこともあり、大師の泉と名付けられている。
ハイキングコースの看板。
遍路道
この道が第36番札所の青龍寺(しょうりゅうじ)に続く。
![](https://i0.wp.com/niyodogawa.org/wp-content/uploads/2018/05/shouryuuji.jpg?resize=100%2C100&ssl=1)
とても整備されていて、道幅も広い。
気持ちのいい登山道だ。
峠が近くなると、石仏が置かれている。
手の形が彫られているのが、独特だ。
塚地峠に到着。
ここから大峠展望所(おおとうげてんぼうしょ)に向かう。
展望スポット
桜を見に来たのだが、もうツツジが咲いていた。
ここに展望スポットがある。
手づくりのベンチも設置されている。
風見鶏や鯉のぼりもあった。
さらに進むと、またベンチがあった。
ツツジの向こうの宇佐の街を見ながら休憩する。
塚地休憩所に車を停めていた人たちだろうか、グループとすれ違う。
このルートでこんなに人と会うのは初めてだ(笑)
大峠展望所
斜面を登る。
階段の先が、大峠展望所(おおとうげてんぼうしょ)だ。
東屋で休憩。
剣山(つるぎさん)や石鎚山(いしづちさん)も見える、素晴らしい展望だ。
![](https://i0.wp.com/niyodogawa.org/wp-content/uploads/2017/10/tsurugi.jpg?resize=100%2C100&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/niyodogawa.org/wp-content/uploads/2016/11/cba2a7023bd52e3d39ec9ed62c6e1026.jpg?resize=100%2C100&ssl=1)
階段を下りると、塚地峠からのまき道と合流する。
高山展望所
ここからは桜を見ながら歩いて行く。
ピークを過ぎてはいるが、十分にきれいだ。
高山展望所(たかやまてんぼうしょ)に到着。
東屋に向かう。
浦ノ内湾(うらのうちわん)の向こうには足摺岬(あしずりみさき)、東には室戸岬(むろとみさき)まで一望だ。
桜を見て回る。
スリバチ山展望所
スリバチ山展望所にはツツジが咲いていた。
ここから下山していく。
波介川
波介川(はげがわ)まで下りてきた。
ここの桜はまだまだ咲いていない。
ようやくそこそこ咲いている桜の木を見つけた。
波介川沿いの満開は、もう少し先のようだ。
阿弥陀堂
波介川を離れ、塚地峠に向かう。
途中の塚地阿弥陀如来堂(つかじあみだにょらいどう)に参拝。
さらに歩いて行き、塚地休憩所に戻ってきた。
感想
塚地峠から大峠展望所までは初めて通った。
ベンチが整備されており、道も歩きやすい。
塚地休憩所に車を停められるので、このルートで周回するといいだろう。
最高点の標高: 307 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 501 m
累積標高(下り): -500 m
総所要時間: 03:15:34